草木土のブログ

クリスチャンの視点から、LGBT問題や社会問題を取り上げます

その2 皮膚科医・佐野特任教授による発表、完全文字起こし

前回、福島京大名誉教授の「福島節」の文字起こしを記事にしました。

truncheon.hatenablog.com

今回はそれに引き続き、皮膚科医・高知大学佐野栄紀名誉・特任教授の発表のみ抜き出して文字起こしをしようと思います。
前回と同じく、こちらの、11月25日に衆議院会館で行われた、「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会動画の文字起こしです。

rumble.com

まだ動画をご覧になっておられない方は、リンク先から視聴することをお勧めします。

 

皮膚科医・佐野栄紀高知大学特任教授 勉強会にて

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0:00~  司会、神谷議員挨拶
0:31~  超党派議連、会長 国会議員川田龍平氏挨拶
2:40~  厚労省答弁
7:50~  コロナワクチン被害者駆け込み寺代表 鵜川和久氏の発言
10:30~ 遺族、小金井氏の発言
14:05~ 遺族、須田氏の発言
19:00~ 遺族、山田氏の発言
24:47~ 福島京大名誉教授の発表
31:30~ 司会神谷議員 マスコミに対して国会議員の接種率の調査依頼
32:18~ 福島京大名誉教授の発表

 

44:20~
このような機会をお与え下さいまして、川田先生どうも有り難うございました。
私、皮膚科医でございまして、高知大学から参りました。

このワクチンについての皮膚障害という事を何例か報告してございまして、今日は、その因果関係ということで、まぁ皮膚障害だけでは死亡するということは余りないのですけれども、皮膚障害というのはですね、比較的頻度が高い、その軽症の例も含めると、接種後の熱発とか倦怠感が同程度に多いと思われます。

で、ご存知のように昨年ワクチンが始まってからですね、重症の皮膚炎の頻度も増えておりますし、帯状疱疹も増加してるという現状がございます。

で、それ以外の問題点もあるということで、要するに皮膚科医の所には来られない場合も有るだろうという事で、結構な数があるだろうと思います。

で、そういった病気、障害がどうして起こるのかということです。
まぁスパイク蛋白の作用が考えられますけれど、これは、簡単に申しますと血栓形成と免疫抑制と、後はその分解され難いメッセンジャーを使っているという、人工的に作ってるということ、で、障害が持続するということでございますね。

 

 

で、早速、私の症例に行きますけれど、この方はですね、70歳の男性でファイザーの2回目の接種の次の日から、打った所ですね・・・
疼痛があって発赤、そしてやがて壊死になりました。
ということで、これはもう組織で見ますと、血栓がありまして静脈炎があるということですね。
これは恐らく筋注で入ったワクチンが、メッセンジャーRNAからスパイク蛋白に発現するという、そういったことで血栓が・・・そこで局所でですね・・・起こったと。

この方、こうやって切り取ってですね、植皮までしたということです。

 

 

で、次の例はですね、20歳台の女性で、これはとってもよくあるタイプだと思うのですけれど、ファイザー2回目を打って、熱発、関節痛があって、蕁麻疹様の発疹が出てきたということで、で、これはもう抗ヒスタミン普通の蕁麻疹にも見えるんですけども、ちょっとやっぱり質が違うと。
ステロイド、内服とも、なかなか治らないということで、ちょっと苦労しましたけど最終的には治りました。

 

 

次、50歳台の女性です。
ファイザーの1回目接種した次の日から、こういった麻疹ウイルス発疹症、所謂はしかのようなですね、全身の赤いブツブツが出来るという事で、これは非常に痒いということで来られましたけれど・・・

この方の場合はですね、まぁ中毒疹、ウイルス性発疹症という形ではあるのですけれども、組織を取って見ますと、この真皮の上層・・・皮膚のです・・・所にですね、血栓が出来てるということで、普通こういった中毒疹、或いはウイルス性発疹症では起こり得ない、殆ど見たことがないような、こういった血栓症が起こるということを確認しております。

 

 

で、次の方はですね、40歳台男性で、この人はこういった、全身にパラパラと、紅斑と言うのですけれども、これ組織を取りますと、血管炎があったという事ですね。
やはり血栓起こして、或いは炎症が強くそこで惹起されるということだと思います。
けれども、まぁ全身にですね、結局、筋注する訳で・・・先程もありましたけれど、全身に、くまなくメッセンジャーRNAが行きまして、それで、皮膚の所で何らかの悪さをして、ああいう風な病気が起こっているのじゃないかということですね。

 

 

で、この方はですね、70歳台女性で、先程とも似てますけれども、紅斑が出来て・・・この方味覚消失を起こしてます。
コロナの、COVID-19の感染症でも、味覚消失よくあったのですけれど、これはやっぱりスパイク蛋白そのものでも起こるのかな、という風に思います。

 

 

で、この方は80歳の女性で、これもよく似た、全身に隈なく出るような紅斑症、多形紅斑というタイプなんですけれども、血栓症を疑うDダイマ(注1)などが高いということで、検査所見がございまして、で、この方はですね、皮膚の組織や、この左側にありますけれども、皮膚の上の方と下の所の血管の周囲に炎症細胞ありまして、そこをですね、スパイク蛋白に対する抗体で免疫染色すると、血管の内皮細胞に、このようなスパイク蛋白が検出できたと。

これ、もっと詳しく調べる為に、内皮細胞か?ということを調べる為に、内皮細胞の染色が出来るCD31の抗体という物で・・・一緒に染まってきたということで・・・
このグリーンの部分がスパイク蛋白ですね。
赤の所が内皮細胞ですけれども、内皮細胞の中でこういったスパイク蛋白、ギラギラ光ってるということで、まぁ・・・ですので、こういった病態があったということですね。

 

 

で、これは60歳台の男性だったと思います。
リューマチが元々・・・関節リューマチがおありの方です。
結局、成人性の水痘ということで、これ帯状疱疹と同じウイルスによるものなんですけれども、普通はですね、このウイルス、ヘルペスのウイルスなんですけど、だいたい、いくら長くても一か月以内、普通は2~3週で自然治癒するものなんですけれども、このワクチンを打った直後から、これがバラバラ出来てきたと。
結局3か月消えなくて、色々場所を変えながら、こういった皮膚に穴が開く、所謂、潰瘍形成したりとかですね、或いは水疱がバラバラ出来るということが、3か月に渡って続いた。
こんなこと有り得ない。それくらい免疫が下がっている状況とも言えるのですけれども、そこの組織なんですけど、これもやはり血管炎があって、ちょうどその水疱の所の組織を取りますと、この表皮の1枚目の所ですね。

あそこに水膨れが出来てまして、下の所、囲ってある所は、真皮の炎症なんです。
ここをですね、先程と同様にスパイク蛋白で染めますと、内皮細胞に一致して、この、真皮の内皮細胞にですね、グリーンのシグナルが見えるということで、内皮細胞に、皮膚の内皮細胞に、スパイク蛋白が発現することに、ということが分かった訳です。

 

 

このようにですね、このスパイク蛋白が皮膚局所に発現する。
そこに皮膚の病気が発症するという、それは本当にその因果関係として正しいのかどうかということなんですけれども、それがまぁヒントとなるような物として、これは雑誌から取ったのですけれども、心筋炎を発症したファイザー2回目接種後の60歳の女性の心筋の炎症が起こってる所ですね。

そこにスパイク蛋白が、この矢印ですね・・・左の下ですね・・・があったとか。
或いは34歳の男性で、モデルナを1回打った後の16日目に肝炎を発症した。
で、そこにもスパイク蛋白が出ております。

ま、このような今年の論文なのですけれども、やはり、その、筋注して全身を隈なく回る巡回したような物がですね、色んな臓器で発現して、そこで、各臓器で何らかの悪さをする。
それが場合によっては致死的な転帰を取るということもあるのかなと思います。

 

これでスライドは終わるのですけれど、今日、ちょっと一つレジュメ、私は・・・ちょっと書いてきた・・・私に課せられたテーマなんですけれども、具体的にですね、どのような素因、因果関係の調査をすべきなのか、国にちょっと考えて貰いたいということですね。
書いてきました。
まず、現在の問題点ですけれども、現場の臨床医がワクチン後の障害の存在に無知無関心であると。
で、医療関係者全体が無知無関心である以前に、ワクチンに対して懐疑的、否定的な見解を持つ事自体を忌避する傾向がございます。
で、医療関係者のみならず、多くのマスメディアがワクチンのリスクなど否定的な報道を忌避する。
できるだけそれを伝えないようにしている。
その結果として社会全体がワクチンに対して懐疑的、或いは否定的な意見を排除する空気が醸成されていると。
その為ワクチンの後遺障害の患者がワクチンとの関連を、患者さんご自身がですね、疑わない、或いは口に出せないといった、そういう風潮がございます。
一方ワクチンの障害を訴えられる患者については、それを否定、或いは無視する。
医療関係者と社会の中で、身体的苦悩、苦痛のみならず、甚大な、精神的な孤立感に苛まれると。
自死を念慮するということもありまして。
先程の遺族の方々のお話にもありましたけれども、現在進行中で苦しんでおられる方も、もう何万人何十万人もおられると。
まぁ私の同僚のですね、皮膚科医の女医さんですけれども、やはり今もほぼ日常生活ができない状態で、もう本当に辛い目にして、何とかしてあげたいと思っております。

で、因果関係の手法を考えるという前に、因果関係の存在そのものをですね、医療機関と一般社会にまず周知する、ということが大事ですね。
周知して、その上でデータ集めて解析するということで、その・・・この国がすべき事ですけれども、国が各学界や医師会とかですね、そういったグループにワクチンの後遺障害が起こってる事実を周知すること。
それで、各、その学会、医師会等の現場の医師に周知徹底する事と、で、臨床医がワクチン接種との関連性を念頭において、常にその病歴の聴取を行うよう周知徹底する事。

本当にこれ、ワクチン打った後の人が病院行っても、「それ関係ないよ」と言われる事すごく多いんですよね。
ご存知ないんですよね、実は。
よくお話聞くと、ドクターもご存知ない。
ですので、こういったことをまず、情報共有で周知させるということが重要かと思います。
で、まぁ全国的にですね、ワクチンの後遺障害の専門外来とか、或いは疫学調査をする、国民に注意喚起する事と、ワクチンの接種時期を調査して、先程からありました、全例調査という形でもいいですけれど、本当にこういうことが起こっているのだということを、データベース化すると。

で、次。次のページ・・・その裏のページですけれども、今まで出ておりました色々な病気、心筋炎或いは、ここに書いてございますようなものについてはですね、やはりしっかりと調べて行くという事ですね。
で、まぁ世界的な、医学調査と、或いは基礎研究についての情報と、或いは死亡症例についてはですね、病理解剖の実施と検体保存、義務付ける。
それと、死に至る前に、もし臓器障害があった場合、病変部位のバイオプシー(注2)して、先程、私が示しましたように、COVID-19のスパイク蛋白に対する抗体ですね、その・・・染めるというような事も必要かなと思います。

それ以外に除外診断によって現在の診断名としては全然当て嵌まらないという事が、すごく多いんですけれども、やはりその情報の蓄積が必要であって、各方面の協力が・・・専門医の協力が必要かなと思いますね。

で、後はこういった基礎研究を推進すべく、研究機関への財政支援等も必要かなと思います。

ただやっぱり基礎研究、例えばマウスとか・・・ペーパーとしてはあるのですけれども、ただ、そのワクチンそのものが提供できない、中々貰えないという様な事が、そういう、今、制約もありますので、それこそロット毎にリスクが固まってる、そのロット全部調べてですね、どういう風になってるかというのを、キッチリ調べ上げるという事ですね。

で、接種に関してですね、実際、被接種者に接種医がね、ドクターが、接種する時に、充分なインフォームドコンセントをすることを義務付ける。今でもそうだと思うのですけれども、それで、特に幼児には・・・18歳未満も含めてですね、未成年にはその親権者が、最低数人、3人とか書いてますけれども、インフォームドコンセントを取るということで、全てリスクを、全て周知させた上で、それでも出しますか?という場合・・・という手続きを取るのがいいかと思います。

もしそのワクチン障害を疑う症状があれば、フローチャートを国が準備して、先程の・・・厚労省の方が、PMDA(注3)の方には上げるってありますが、その次どうするのかと。
その道筋が全然ないのですね。
それ作って貰いたいと。
私、先程の福島先生も仰ったように、本当は止めるべきだと思いますけれども、ただ、現状では、蛇口を閉めるというような、そういう事で現場の周知徹底という事が一番重要かなと思います。

 

これ、現在起こっていることはですね、まあ戦争だと思います。
まさに戦争だと思う。
で、巨額の戦争ビジネスという、その遂行のためにですね、国民がこれ程犠牲になってると。
そういう図式、本当に戦争とそっくりだと思います。

で、これは国、政府はですね、国民の生命と伝統ある日本の将来を守り抜く覚悟を見せて欲しいということで、正気を取り戻して欲しい。
・・・という風に思います。
以上です。
ありがとうございました。

 

59:20~    名古屋大学 小島勢二名誉教授の解説
1:17:30~ 国会議員 須藤議員、青山議員、二名の発言
1:20:19~ 遺族 須田氏発言
1:20:55~ 厚労省答弁
1:23:13~ 福島京大名誉教授の発言
1:23:56~ ここで小島名誉教授が、評価している専門官2名は誰でどういう人物なのか質問
1:26:25~ 厚労省答弁
1:26:49~ 福島京大名誉教授の苦言
1:27:16~ 厚労省答弁
1:27:20~ 福島京大名誉教授の苦言
1:29:31~ 厚労省答弁、小島名誉教授の質問 誰が評価しているのか?
1:30:11~ 福島京大名誉教授の苦言
1:30:22~ 厚労省答弁 資質のある専門の先生にお願いしている等回答。
1:30:26~ 福島京大名誉教授の苦言
1:30:35~ 小島名誉教授の再質問
1:31:08~ 福島京大名誉教授の苦言
1:31:54~ 厚労省答弁 名前を出すのはご容赦を、適正な資質を持った者で対応しているとの回答。
1:32:03~ 遺族、須田氏、山田氏の発言
1:33:06~ 厚労省答弁、遺族、山田氏の発言
1:35:51~ 国会議員 阿部知子氏(小児科医)の発言
1:39:02~ 小島名誉教授の発言

 

1:40:07~
すみません、あの、先程厚労省のフルヤさんでしたね、あの、ガンマに分類された人について、もう一度再評価が、とかいうお話がありましたけど、それはどうなんですか? それも、もう一回カルテまでフィードバックして、もう一回やり直すってことですか?

 

1:40:26~ 厚労省答弁 追加の情報が来た場合には、全てをもう一度評価をさせていただくと回答

 

1:40:32~
・・・・情報来たら・・・じゃなくて、もう一回、入って来るには・・・・それしないと、だから次またこういう事が積み上がってくる訳ですから。

 

1:40:43~ 福島京大名誉教授の苦言
1:41:41~ 厚労省答弁
1:42:31~ 遺族、小金井氏、接種を中止できないのか質問
1:43:33~ 厚労省答弁
1:45:36~ 遺族、小金井氏の発言
1:45:54~ 福島京大名誉教授の苦言
1:47:00~ 厚労省答弁、遺族、須田氏、小金井氏発言 
1:48:03~ 福島京大名誉教授 発言
1:48:08~ 厚労省答弁 3回目まで打った、次も機会が来れば打ちたいと回答。
1:48:35~ 福島京大名誉教授の苦言

 

1:48:52~
(挙手) いいですか? 海外ではあんまり・・・
ここで福島名誉教授「やらない、やらない、やってない」
・・・それで、どうして日本だけ頑張るんですか?

ここで福島名誉教授「だから変な宗教に嵌っとるんだな」

だからあの、じゃあ逆に、海外、アメリカなんかでも州ごとに違うと思いますけれど、それはどう判断して、もうしなくていいよということになってるのか? 或いはやる意味がないとなった・・・変化というか・・・その辺についての情報は収集して、日本では、全年齢・・・(よく聞き取れない)・・・変わらないという形で、通していくのでしょうか?

 

1:49:41~ 厚労省答弁 しっかりと海外の状況も見ながら対応させていただいていると回答
1:50:12~ 会長、川田龍平氏 〆の発言、動画終了。

 

(注1) Dダイマーとは、血栓中のフィブリンという物質が溶解された際に生じる物質の一つ
(注2) バイオプシーとは、生体材料検査。略して生検。
(注3) PMDAとは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構

 

佐野 栄紀 (Shigetoshi Sano) - 経歴 - researchmap

 

プレスリリース一覧〈高知大学医学部〉

掲載論文
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cia2.12278

 

※ 赤字、青字、太字強調は当ブログ管理人が重要だと感じた箇所です。

 

 

追記:その後、小島名誉教授の発言の文字起こしも行いました。

truncheon.hatenablog.com

 

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今回の文字起こしは以上です。

当ブログ管理人はもちろん医学の素人ですが、最初このワクチンが始まった時、これは意味が分からないなと思いました。
素人考えですが、注射で打ったメッセンジャーRNAによるスパイク蛋白がどこで発現するのか?
大雑把なイメージで言えば、海岸にあるテトラポッドのようなものを体内に生成する感じですが、そんなテトラポッドが血中や体内にできて大丈夫なのかと。
血流を阻害したり何かとんでもないことが起きるのではないかと。
一般的に風邪の場合は、上気道でウイルスや菌をブロックできれば良い筈です。
こんな科学の最先端だというワクチンを打つよりも、やはり昔ながらの知恵、生姜湯を飲んだり、風邪を引いたらゆっくり休養したりするなど、自身の免疫を強化するのが一番だと思ってしまうのですが、みなさんはどうお考えでしょうか?